日本株

三菱UFJリースは長期投資家にふさわしい銘柄なのか調べてみた。

こんにちは、ヨーシルです!

 

以前に、リーマンショックでも増配をキープした心強い高配当な日本株をご紹介しました。

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そこでご紹介した銘柄の投資検討をしていこう企画の第三弾になります。

第一弾、第二弾はこちらになります。

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今回お届けす内容はこちら!

では、いってみましょう!

僕の方針:現時点では見送り。

投資初心者
投資初心者
投資するの?しないの?
ヨーシル
ヨーシル
かなり迷ったけど現状では見送り!ただ、営業CFが改善されたら即購入します!

結論は現状では見送りとしました。今回はかなり悩みました・・・

ただ、配当金目的の投資を始める際に決めたことはしっかり守り抜こうと思い、今回は見送りとしました。

株価チャート(5年、1年)を見ても、下落まっしぐらというわけではなさそうです。

(引用元:ヤフーファイナンス

株価が安いうちに仕込んでおきたい気持ちもあるのでかなり迷います。。

今回の調査のポイントをカンタンに書いておきます〜

売上高・当期利益ともに堅調に推移している。

  • 売上高:3年前から売上高8,000億円を突破しており堅調な推移。
  • 当期利益:前年度と比較すると微減だが、こちらも堅調に推移。

天下の三菱グループの中核リース会社というだけあってか、業績は極めて堅調に推移しています。

20年連続増配を達成している。

長期投資家として最も評価できるところです。

なんとこれまで20年連続で増配を実施しており、2020年3月期も25.0円と増配を計画しています。

(引用元:三菱UFJリース HP

20年連続での増配ということで、あのリーマン・ショック時でも増配を実現しているところは高く評価できます。

営業CFマージンが気になる。

これまで評価できるポイントを書いてきましたが、こちらは僕が今回投資を見送りとした理由です。直近4年間の営業CFマージンがこちら。

  • 2018年3月期:-5.83%
  • 2017年3月期:-26.26%
  • 2016年3月期:-4.46%
  • 2015年3月期:-7.58%

僕の投資基準の15%以上を遥かに下回ってマイナスとなっています。

他の投資家さんからするとちっぽけな理由じゃないかと思われるかもしれませんが、ここで自分で作ったルールをねじ曲げて投資するのもどうかなと感じました。

自分で作ったルールである程度ポートフォリオを構築できてから、投資対象とする条件の緩和を行って、まずは優先順位の高い銘柄に限られた投資資金を分配することを考えていくことにしました。

営業CFに関する分析はこのあとの『三菱UFJリースの財務状況』で書いてありますので、興味のある方はぜひ。

三菱UFJリースが展開している事業

投資初心者
投資初心者
三菱グループというのは分かるけど、リースってイマイチ分かっていないんだよな・・・
ヨーシル
ヨーシル
一般的には馴染みがないからね。そこもカンタンに解説していこう!

三菱UFJリースは三菱グループの中核リース会社であり、業界第3位の総合リース会社です。

三菱UFJリースグループは機械、器具備品等のリース・割賦販売取引及び金銭の貸付等の金融取引を営む。【事業内容】同社は2つの事業を運営する。カスタマーファイナンス事業は、機械、器具備品等のファイナンス・リース、割賦販売取引や金銭の貸付及びそれらに付随する周辺業務を含む金融サービス取引を行う。アセットファイナンス事業は、機械、輸送機器等のオペレーティング・リース、流動化等不動産に係る事業投融資、営業目的の金融収益を得るために所有する有価証券の運用業務、航空機・船舶を対象としたファイナンス、オフィスビル等の賃貸取引を行う。

(引用元:楽天証券

大手企業なだけあって幅広く事業を展開しており、それぞれについて詳しく解説することは難しいので簡潔にご紹介しますね・・・笑

  • 国内カスタマービジネス:国内において、ニーズに応じたファイナンスリースやオペレーティングリースの提供、ファクタリングサービスを通じてキャッシュフロー改善のサポートを行う。
  • 海外カスタマービジネス:上記事業の海外版。
  • 不動産:不動産からの収益力を評価して実行するノンリコースローンなど不動産に関連する様々なファイナンスの提供、築古のビルを改修・リモデルを行うことでバリューアップを実施して収益力強化を図る不動産再生型エクイティ投資の実施。
よしき
よしき
とてもザックリ言うと、設備・不動産に関する様々なファイナンスを提供するプロフェッショナルなんだ。

正直なところ、僕も正確に把握しているわけではありません・・・笑

三菱UFJリースの財務状況

投資初心者
投資初心者
まあまあ、投資家にとって大事なのはこっちですよ。
ヨーシル
ヨーシル
それじゃ、財務状況を見ていこうか!

売上高・当期利益の推移

売上高は直近年度は減少となっていますが、大きなトレンドとしては増加のトレンドが見て取れます。当期利益はほぼ横ばいといったところでしょうか。

(引用元:Stockclip

気になるところが営業CFマージンが最近6年ほどマイナスとなっているところです。

営業CFマージンは売上高に占める営業CF(営業活動で稼いだ現金)の割合、数式で書くと、

営業CFマージン=営業CF÷売上高×100

となります。

この数式から考えると、営業CFマージンがマイナスとなる要因は『営業CFがマイナスになる』しか考えられません。(売上高がマイナスとなるのはほぼありえないので。)

営業CFがマイナスとは、現金を稼ぐよりも営業活動を継続させていくための費用のほうが大きいという状態です。企業を存続させていく上では良い状態とは言えません。

ただ、営業CFがマイナスだからヤバいとは限らないのです。

三菱UFJリースのケースで見てみると、売上高は増加傾向にあり当期利益もしっかりと確保されています。しかし、営業CFはマイナス。

これは、企業が今後成長していく上で先行して新規事業の開発費や人件費などの諸支払いを行っている状態と言えます。

このほかの投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローを確認してみましょう。

(引用元:Stockclip

ここ最近の傾向は、営業CF:マイナス、投資CF:マイナス、財務CF:マイナスとなっていますね。ここから、本業では稼いでいるけれども、銀行からの借入や増資などで資金調達をして将来のために投資をしている、といったところでしょうか。

決算説明資料を確認すると、2020年3月期が中期経営計画の最終年度のようでした。

(引用元:三菱UFJリース 決算説明資料

この積極的な投資によって三菱UFJリースがどう化けていくのかは気になるところです。

配当金の推移

配当金は20年連続増配を達成していまして、今期(2019年3月期)も増配を予定しています。

(引用元:三菱UFJリース 決算説明資料

ここで注目すべきは、20年連続増配を達成しているということはリーマン・ショック時でも増配を実施してきたということです。

長期的な目線での投資家にとって不況時でも増配してくれることはかなり心強いですよね!

不況になれば配当金が減少するのが一般的ですが、三菱UFJリースのような不況に強い銘柄を中心に保有していると、不況でも前年よりも配当金が増えるという現象が実現できます。

このまま事業が安定して営業CFマージンが10%近くまでになったら思考停止して購入ボタンを押します。笑

配当性向

配当性向とは、その期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したものです。配当性向は投資を行う際に企業を評価する指標のひとつです。

計算式は、以下のようになります。
   配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100

(引用元:SMBC日興証券

よしき
よしき
つまり、企業が1年間で稼いだ利益のうちどれだけ配当金に回っているのかを表しているんだよ!

それでは、三菱UFJリースの配当性向を見てみましょう。

(引用元:IR BANK

ここ最近の配当性向は20〜30%ほどととても良い比率ですね。やはり、それだけ将来のための投資に利益や調達資金を回しているということかな・・・

また、配当利回りは4.17%と、僕が基準としている4.0%を超えた水準となってくれいています!

最後に

いかがでしたでしょうか?

三菱UFJリースは長期投資家にふさわしい銘柄なのか調べてみた。

三菱UFJに関連して、最近では株価の下落を受けて銀行株の予想配当利回りもかなり高くなってきています。

  • 三菱UFJ銀行:4.92%
  • 三井住友銀行:4.68%
  • みずほ銀行:4.75%

(※2019年5月22日時点)

銀行株は最低購入金額が低いので、これから始める初心者投資家や僕みたいにまとまったお金を用意するのに時間がかかる投資家にとっては魅力的ですね。

銀行業界は先行きが未だに不安定なところがあるので、ポートフォリオがしっかり固まってきたフェーズで購入の検討をしていきます。今は購入優先順位の高い銘柄がほかにたくさんあるので、それらの購入に全力を尽くしていきますよ。

 

おしまい!