日本株

株価が下落し続けているJT(日本たばこ産業)は『買い』なのか検討してみた。

こんにちは、ヨーシルです!

 

配当金目的の長期投資家にも注目されている企業にJT(日本たばこ産業)がありますね。

僕のフォロワーさんでも「新しく投資した!」「買い増しした!」という方がけっこういました。

そんなJTについて考えたことをまとめてみました。

今回お届けする内容はこちら!

  • 2015年12月期から売上高、当期利益は減少の一途。
  • 国内は喫煙を抑止するような流れ。
  • 僕は今は購入せずに底値を確認することにします!

では、いってみましょう!

僕の方針:底値を確認するため投資は見送り

投資初心者
投資初心者
投資したの?しなかったの?
ヨーシル
ヨーシル
今回は投資をしませんでした!

結論から言っちゃえば今の時点では投資はしません。

株価が下落し続けて相対的に配当利回りは上がっていてそこだけ見ればかなり魅力的だと思うんですよ。

ただ、下の3つの理由から今の配当を維持できるのか疑問だったんです。

投資初心者
投資初心者
いやいや、潰れなければ大丈夫でしょ。

という方はどうぞ投資してください!

あくまで投資は自己責任ですから。笑

ちなみに、株価はこんな感じです。(2019年5月13日時点)

JT 株価

(引用元:ヤフーファイナンス

ガンガン下がっていますね・・・

売上高も利益も伸び悩んでるのがかなり不安。

直近5年くらいの業績を見てみると、

  • 売上高:横ばい
  • 当期利益:緩やかに減少

なんですよね。

利益が徐々に減少しているなら、減配も時間の問題なんじゃないかと思うんですよ。配当金の源泉は利益ですし。

国内のたばこ市場が向かい風。

そもそも僕はたばこは吸いません。

21歳のときに初めて吸ったら酸欠で倒れた経験があるので、あんなもの2度と吸わないと決めてます。笑

「酸欠で倒れたからキライ!」という人は少ないと思いますが、「たばこの臭いがキツイ」とかで嫌悪感を持つ方は多いでしょう。

喫煙スペースも年々減少していることも影響してか、喫煙率が高かった男性でも年々減少しています。

喫煙率 低下

(引用元:厚生労働省

たばこを吸えない環境になっているのに、たばこ事業で利益を拡大させていくのはハードルが高いんじゃないかなと感じました。

電子たばこも海外企業から出遅れてる。

たばこの臭いが気になるという問題を解決する商品が現れましたね。

アイコスに代表される電子たばこです。

アイコス

(引用元:アイコスHP

JTもPloom TECHという電子たばこを投入してますが、アイコスの勢いには負けているようです。

電子たばこ事業の拡大が必須のなか、拡大戦略がいまだに見えない段階では投資はしたくないというのが正直なところです。

ちなみに、アイコスを販売しているフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)には、僕は投資をしています。

詳しくはこちらの記事をどうぞ!

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JTの展開している事業

投資初心者
投資初心者
JTってたばこ事業だけなんでしょ?アメスピはけっこう好きやぞ。
ヨーシル
ヨーシル
実はたばこ以外にも事業やってるんよ。
  • たばこ事業
  • 医薬品事業
  • 加工食品事業

医薬品事業では、国際的に通用する特色ある新薬の創出のために研究・開発活動を行っているのです。

健康を害するたばこを販売して、その一方で新薬の創出も行っているのはなんかえげつないですよね・・・

また、グループ企業であるテーブルマーク(株)は冷食・常温事業を手がけており、冷凍食品や飲料水などの販売もしているんですね〜

2018年12月期決算の売上高から、事業ポートフォリオは

たばこ:医薬品:加工食品=9:0.5:0.5

となっています。

やはり社名の通り、たばこ事業でほとんどを稼ぐ偏ったポートフォリオとなっています。

JTの財務状況

投資初心者
投資初心者
売上高も利益もパッとしないんだ・・・
ヨーシル
ヨーシル
現状は苦しんでいるようやね。もう少し詳しく財務状況を見ていこう。

売上高・当期利益の推移

売上高は横ばいとなり、最終利益は2015年12月期がピークとなって、そこから徐々に減少していっています。

売上高、当期利益

(引用元:Kabutan

JT自身も認めていましたが、この売上高の横ばいは「電子たばこへの参入の遅れ」が要因ということです。たしかに、電子たばこ使っている人、ほとんどアイコス使っていますよね〜

そもそも喫煙者が減っているなかで、葉巻たばこから電子たばこに切り替えている日本のたばこ市場ではなかなか厳しい戦いになっています。

配当金の推移

JT 配当金

(引用元:JT

なんと配当金は年々増配を達成しています。

これを見たとき、

よしき
よしき
利益が少しずつ減少しているのに配当金を増やして大丈夫なのか?

と単純に感じました。配当金の源泉はなんといっても利益ですから、このままで大丈夫なのかなと。

しかも今期の予想では、売上高・最終利益ともに前期よりも少なくなるとしているのに配当金をさらに増やそうとしています。

ここもちょっと引っかかりますね。投資家を惹きつけるためなのかな〜

配当性向

配当性向とは、その期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したものです。配当性向は投資を行う際に企業を評価する指標のひとつです。

計算式は、以下のようになります。
   配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100

(引用元:SMBC日興証券

よしき
よしき
つまり、企業が1年間で稼いだ利益のうちどれだけ配当金に回っているのかを表しているんだよ!

先ほどの図を見てみましょう。

JT 配当金

(引用元:JT

配当性向は年々上昇しておりまして、2018年12月期の配当性向は69.7%となっています。つまり、年間の利益のうち7割近くを配当金に充てているということです。

これを見ても、もう配当金を増やすだけの余力はないんじゃないと感じますよね。2019年12月期に至っては配当性向が75%近くまでになっています!

まあよく言えば、利益のほとんどを株主に還元しているので株主想いな企業とも取れます。笑

最後に

いかがでしたしょうか?

株価が下落し続けているJT(日本たばこ産業)は『買い』なのか検討してみた。

なんか金融機関で作成される稟議書みたいな感じになっちゃいました。。

もちろん『今は』投資しないのであって、今後徐々に業績や株価が上向きになってきたら投資の対象になってきます。

同じくたばこ事業を行っているフィリップ・モリス(PM)にはすでに投資していますので、そことの比較もしつつチェックしていこうと思ってます。

 

おしまい!